■彼と彼女の微妙な距離   ヘボラマン


【テーマ】
友情



【登場人物】
大島荘太 高校2年生
 本作の主人公。頭は中の下だが、スポーツがずば抜けてできる。ものすごく明るい性格で人気者。
 容姿はなかなかのもの。


瀬野優奈 高校2年生
 主人公荘太と仲の良い女の子。荘太に恋心を抱く。可愛らしい容姿。女子の間では「お人形さん」
と称されるように小さく可愛らしい。しかし、なかなか強気な性格。


坂井田祐介 高校2年生 荘太の友人。


狩野真央 高校2年生 優奈の友人。


長沢静香 高校3年生 優奈の先輩。



【流れ】

荘太と優奈は大の仲良し。いつも優しくしてくれて、面倒を見てくれる荘太に優奈は恋心を抱いていた。
しかし、荘太はそんな優奈のことを親友としか見ていなかった。
「お前ら、付き合ってるんじゃないの?」
その一言がきっかけだった。荘太は「そんなんじゃないよ」と一蹴してしまう。
「私にはそんな感情もないんだ…」
その後も変わらぬ荘太の対応に腹が立ち、哀しくなる優奈。
悩み、苦しむ優奈。
もちろん、荘太がそんな様子に気づかないわけもない。
優奈は本来の理由を荘太に打ち明けない。荘太もそんな優奈を見て悩む。
優奈の態度を見て、彼女の先輩が動く。
「当たって砕けろよ。それに、砕けちゃっても破片を集めればまた1つに戻るの。もし駄目だったらそのあと、彼を振り向かせてやったらいいのよ。自信を持ちなさい」
そんな先輩の一言に優奈は勇気を振り絞り荘太に告白する。
残念ながら、荘太には恋愛感情はなかったが、二人は相変わらず仲が良かったのだった。
「友情」が主題で、一応スタンスは「友情と恋愛の葛藤」



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